原案『クレヨンしんちゃん』を超えるか 実写版『バラッド』興収20億円へ堅調なスタート
9月7日16時24分配信 オリコン


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女優・新垣結衣は時代劇に初挑戦 (C)2009「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会
 5日に公開された映画『BALLAD(バラッド) 名もなき恋のうた』の興行収入が、公開2日間で2億3170万円を記録した。同作の原案となった『クレヨンしんちゃん』劇場版アニメを上回る興収20億円突破に向けて堅調なスタート切った。

5日に都内で行われた初日舞台あいさつに登壇した新垣結衣

 同作は興行収入13億円を記録し、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞するなど、大人が泣ける映画と社会現象になった劇場版アニメ『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002年公開)のリメイク作品。SMAP・草なぎ剛、新垣結衣の主演で、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督がVFX(視覚効果)を駆使して映画化した。

 配給元の東宝が行ったWEB初日アンケートによると、映画の鑑賞動機で最も多かった「草なぎ剛の主演作だから」(21.8%)に次いで、「原案映画が好きだから」(20.3%)、さらに「内容に興味があったから」(14.2%)と続いており、『クレヨンしんちゃん』の映画が原案という点が観客の興味をひいていることが伺える。物語の結末が、原案のアニメと同じかどうかが見どころのひとつにもなっている。

轉載來源
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000020-oric-ent

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網址連結:http://special.infoseek.co.jp/entertainment/ballad/aragaki/

(圖一共有7P 請自行去找)



新垣結衣さんインタビュー - Infoseek『BALLAD 名もなき恋のうた』特集

『BALLAD 名もなき恋のうた』で、可憐ながら芯の強い戦国時代の姫君・廉姫を熱演し
た新垣結衣さんが、撮影中の出来事やご自身の役柄、共演の草なぎ剛さんについて語っ
てくれました。せつない恋が描かれる本作にちなんで、気になる新垣さんの恋愛観もお
聞きします

作が時代劇初出演となった新垣さんが、まず最初に挑んだのは、戦国時代の姫君ならで
はの所作や物言い、そして着物での立ち振る舞いだったとか。

「撮影の数ヶ月前から、先生に付いてレクチャーを受けたのですが、最初は何もかもが
難しかったです。特に着物での裾裁きや歩き方は、単にきちんと着ていればいいという
ことではなく、常日頃から当たり前に着物を着ているように見えなければいけないわけ
ですし、今の時代の人が着物を着ているのとはまるで違う振る舞いをしなくてはならな
かったので、大変でした。正座をしたり、立ったり座ったり、歩いたり…掛(かけ)を
着て、意識せずにそれらが出来るようになるまでには、だいぶ時間がかかりました」

廉姫について「最初から最後まで、ブレないものを心に持った、凛とした女性だと思っ
て演じた」と語る新垣さん。

「(山崎貴)監督からも『とにかく強く』とずっと言われていて。気持ちの面でもそう
ですが、声の出し方、話し方、表情にも力をこめて演技するというのは初めての経験で
した。素の自分とはまったく違うので、新しい自分を発見した気がして面白かったです



真冬の阿蘇でおこなわれたロケでは極寒の中、草なぎ剛さん扮する又兵衛のために廉姫
がおにぎりを作るシーンを撮影。

「おにぎりを握る前に手を濡らすお水も、スタッフがお湯を入れてくれていたのですが
、すぐに冷たくなってしまって。握ったおにぎりは、作ったとたんにカチカチに凍って
いました。私は着物を着て、足袋も履いていましたけど、それでもすごく辛かったです
から、私より軽装の衣裳を着ていた方たちはもっと寒かったと思います。そんな中で、
食事の時に冷たいお弁当だけでは悲しいだろうから…と、スタッフさんがいつも何かし
ら温かいものを準備してくれたのが嬉しかったです。何よりの楽しみでした(笑)」

草なぎ剛さん扮する井尻又兵衛は、“鬼の井尻”と称され、恐れられていた猛将。その
又兵衛になり切った草なぎさんを初めて見たときは、とても驚いたという。

「これまでテレビなどで拝見していた草なぎさんは、いつもにこやかで、温和なイメー
ジでしたし、実際にお会いしてもその通りの方でした。朝、撮影前にお会いする時にも
、“おはよう”と優しく朗らかで。ところが、いったんメイクをしてカツラや鎧をつけ
ると、鬼気迫る雰囲気の又兵衛そのものになって…。初めて見たときは本当に衝撃的で
、圧倒されました。何てスゴイ俳優さんなんだろうと感動しましたし、そんな草なぎさ
んのおかげで、私も廉姫になり切ることが出来たんだと思います。でも、撮影の合間の
食事休憩の時間などには、いつもの草なぎさんに戻っていて、癒されましたね。“この
カレー、美味しいね~。僕、おかわりしてきちゃおうっと”なんておっしゃっていたの
を覚えています(笑)」


その又兵衛を幼い頃から愛し続けていた廉姫。新垣さんは、廉姫の気持ちをこう分析す
る。

「いつ何が起こるか分からない時代に生きている彼らは、自分たちの役割や使命をしっ
かり自覚していたんですよね。その中でも又兵衛は、大切な人たちを守ることに誇りを
持っている真っ直ぐな人で…。廉姫は、又兵衛のそういう部分に心惹かれたのではない
でしょうか」

家臣である又兵衛への許されない恋心を隠そうとしても、どうしてもにじみ出てしまう
廉姫のせつない言動が、日本の時代劇ならではの奥ゆかしさ、品の良さとして作品を魅
力的にしている。

「又兵衛と今生の別れになるかも知れない、でも本当の気持ちを話せない…と言う場面
は、そんな廉姫の抑えた心をどう表現しようかと悩みながら、何度も演じてみました。
これまでに出演した恋愛モノで、勇気が無くて相手に告白できない、という設定はあり
ましたが、時代や環境が許さない、というのは初めてでしたし…。廉姫が精いっぱい、
又兵衛に気持ちを伝えようとするセリフは、大切に言わなくては…と思って緊張して撮
影に臨みました。今では一番のお気に入りのシーンです」


戦国時代と違い、現代は自由な恋愛が当たり前。とは言え、片思いや遠距離、周囲の反
対など、恋には障害があることも。新垣さん自身は、もしそんな恋に落ちたとき、どん
な行動に出るタイプなのだろうか。

「そんなことにお構いなく、突き進みたい! と言う願望?希望? は持っていますね(
笑)。でも実際はどうなるんだろう…。周りや相手のことを考えて身を引くことはある
のかも知れませんけど、でも出来ることなら恋を貫いてみたいかも…。廉姫だって、家
や国のことを考えて、耐えていたけれど、本当なら好きな人の胸に素直に飛び込みたか
ったわけですから、結局、人を好きになったらいつの時代も一緒なんだなって思います
ね」

女優・新垣結衣としては、今後、どんな恋物語を演じてみたい? とたずねると「幸せな
恋です!」と即答が返って来た。

「何かドラマティックな出来事が起こらなければ映画やドラマにならない、と言う事は
分かっていますけど、やっぱり悲しい恋は、演じていても辛いですから。たまにはとこ
とん楽しくてハッピーエンドのラブストーリーがあってもいいんじゃないかなって(笑
)」

『BALLAD 名もなき恋のうた』では悲恋だけでなく、人生のさまざまな瞬間において立
ち止まってしまった時、お互いに刺激しあって一歩前に出る名もなき人々の姿が描かれ
ているのが大好きだと言う新垣さん。

「大きなテーマは廉姫と又兵衛の恋模様ですが、家族愛や仲間同士の絆が描かれている
ところも素敵な見どころです」 <終>

文/藤野貴子、写真/桂修平
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